基本的に飲み物は温かくして飲むのが好きなんだけど、プロテインも温めても大丈夫なのかな?
いろいろな飲み方ができたほうが摂取しやすいよね。
その疑問、すぐにお答えします!
タンパク質は温めると飲みづらくなる?
プロテインをお湯や温かい牛乳などに溶かして飲む人も多いのでは?
プロテインの性質、タンパク質の構造が変化することはありますが、温めることで効果が薄れることはないので安心してください。
よかった!でも熱変性って、具体的にプロテインを温めるとどんな風に変わるの?
卵が熱で固まるのと同じように、プロテインに熱を加えるとタンパク質の立体構造が変化。アミノ酸の成分などが薄れるといったことはないので、栄養面で大きな影響はありません。どんな変化が起こるかというと、温かい牛乳などと混ぜることでダマになりやすいなどがひとつ。そのほか、フレーバーによっては酸味が強くなったりと温めることで味の変化がある場合もあります。
これは全ての種類のプロテインに当てはまる?
熱に強い、弱いプロテインはあるみたいだから、この機会に覚えておこう!
ホットの飲み方に向いているプロテインの種類は?
プロテインの中でも、特に熱に強いとされているのがガゼインプロテインとソイプロテインです。対して、80℃ほどで熱変性を起こすとされているのがホエイプロテイン。沸騰したお湯を注ぐのはもちろん、冷たい牛乳などを混ぜて電子レンジで温める際も、短時間で高温になるとダマになりやすいので注意しましょう。シェーカーに熱湯と一緒に入れて振るなども、シェーカーが膨張する危険があるため避けるのが安心。ホットとアイス両方の飲み方で楽しみたい人は、ガゼインとソイプロテインを意識的に選んでみては?
ホットプロテインのおすすめの飲み方
プロテインをホットで飲むときのポイントは、常温で混ぜてから加熱すること。以下の手順で簡単にホットプロテインを楽しめます。
電子レンジでホットプロテインを作る方法 |
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1. 水や牛乳でプロテインを溶かす |
2. 耐熱容器やマグカップに入れて電子レンジで温める ※電子レンジのワット数を高くしすぎないように注意!水200mlを例に、500Wで1分半ほどが目安。様子を見ながら温めてください。 |
ホットドリンクを別で用意して混ぜる方法 |
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1. 少なめの水分量でプロテインを作っておく |
2. 割りたいホットドリンク(ホットミルクなど)を注いで混ぜる |
ミルクフォーマーでホットプロテインを作る方法 |
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1. 65℃前後に温めたドリンクを耐熱容器やマグカップに入れ、そこにプロテインを混ぜる |
2. ミルクフォーマーで撹拌し、ダマができないように混ぜる |
寒い季節にぴったりのホットプロテイン。温めるときの注意点を知っておくと、美味しく摂取できます。
コーヒーや牛乳、豆乳などさまざまなドリンクと組み合わせてアレンジを楽しみましょう!