下北沢周辺を歩きたいんだけど、駅前は人が多いイメージ…。
どこかゆっくりお茶できるところはないかな?
下北沢の隣駅「世田谷代田」から歩くのはどう?
小田急線なら「代々木八幡」周辺もおしゃれなカフェやケーキ屋があるよ。
世田谷代田下車!パンと自家製生パスタが楽しめる癒しカフェ
小田急線下北沢の隣、世田谷代田駅から徒歩5分のところにある「トロコーヒーアンドベーカリー」。「百名店2022」にも選出された人気店で、緑の外観が特徴的な建物の2階にあります。1階が「白髭のシュークリーム工房」で、そこで販売されているトトロのシュークリームを2階のカフェでも食べられます。(1階の工房と2階のカフェは別経営の別のお店です)
私が訪れたのは土曜日の昼12時30分ごろ。予約ができないので並ぶことも覚悟して、時間に余裕をもって行くのがおすすめ!この日は20分ほど並んで中に入れました。1階のシュークリーム屋さんには、外国人の方がたくさん!!買ったあとに、お店の外でシュークリームを並べて写真を撮っている人もいました。お店の前は木が多くてトトロの世界観に合う森っぽい雰囲気なので、写真も映えそう。その日は外国人のお客さんのほうが多いくらいでした。
そんなこんなで20分ほど経って名前を呼ばれ、店内の螺旋階段をのぼって2階へ。階段をあがると右側がレジとパンコーナー、左側に5つほどテーブルがある飲食スペースがありました。5組で満席になるので、並ぶのも納得。オーダーはQRコードを読み取るタイプで、誰か代表者が操作する方法で注文。友人と行ったのですが、お互いレモンペペロンチーノが気になりすぎて同じメニューをオーダー。せっかくなのでトトロのシュークリームも友人がストロベリー、私がチョコレート味を注文しました。
こちらがレモンペペロンチーノ!やわらかめのパンが2切れついていて、このパンがまた美味しい。外は香ばしくてカリカリとしていて、中はふわふわ、噛むほど味わい深い。ベーカリーというだけあって、パンを食べないで帰るのはもったいないです!もしパンがついていないメニューを頼むなら、帰りにぜひテイクアウトしてみてください♪ そしてレモンペペロンチーノですが、しめじやマイタケなどのきのこ、えびが載っていて、全体に絡まったオリーブオイルが風味たっぷり。レモンのさわやかな酸味がアクセントになって、すっきりとしているのでぺろっと食べられます。これはまた食べに来たい、と思えるやみつきになるお味でした。
あっという間にペペロンチーノを食べ終え、トトロのシュークリームが登場。見た目は写真通りかわいく、生地は意外としっかりとしていて固め。写真を撮ってから、トトロに謝りつつ、フォークで真っ二つに。シュークリーム生地というより、タルトに近い固さです。中のクリームもしっかりと重ためで、私が食べたチョコレートクリームは甘すぎないビター味。ベルギーチョコのような大人な味で、個人的にはとっても好みでした。見た目のかわいらしさとのギャップもあり、本格的なビターチョコクリームなので飽きにくく、他の味への期待度も上がりました!
人気店なので、土日休日は開店時間に合わせて行くか、お腹を空かせすぎない程度に時間に余裕をもって行ってみてくださいね。
世田谷代田から下北沢まで散歩!雑貨店や本屋、カフェなどが並ぶイベントスペース発見
ランチを済ませて満腹だったのもあり、世田谷代田から下北沢まで歩いて行くことに。途中で人だかりがあったので立ち寄ってみると、そこは2020年にできたイベントスペース「ボーナストラック」という場所でした。
発酵食品を販売・提供している「発酵デパートメント」、本と一緒にコーヒーやお酒、食事が楽しめる「本の読める店 fuzkue」、中古品を中心に世界中のユニークなレコード、CD、カセットなどを扱う「pianola records」、昼はカレー屋で夜はバーを営む「ADDA(アッダ)」など下北カルチャーを楽しめるお店が並びます。そのような店舗とは別に、エコをテーマにしたマーケットや古本市、レコードフェア、クラフトビールフェス、秋市などのイベントに応じて出店されるお店もあるとのこと。下北沢周辺に来た際には、ぜひ立ち寄ってみてください♪
そのあとも下北沢方面に10分ほど歩くと、「ブックバス」(中が本屋になっているバス)があったり地方の名産品を販売するお店、ドーナツ屋さんなどもあったりと見どころたくさん。天気のいい日は散策してみるのがおすすめです。
東北沢から小田急線で代々木八幡のパティスリー「ホルン」へ
世田谷代田から下北沢までは歩いて15分~20分ほど。友人と私はまだ歩いていたかったので、小田急線下北沢の隣駅「東北沢」を目指して続けて散歩。途中でバーのような隠れ家カフェ(コーヒーショップ?)があったりと、まだまだ知らない名店が潜んでいそうです。
下北沢から20分ほど歩いて東北沢の駅に到着。駅には生絞りのオレンジジューススタンドが!
友人が「珍しいんだよ!」と嬉しそうに写真を撮っていたので、私も便乗してパシャリ。2人とも次のカフェまでお腹を空かせるため、買わずに写真だけ撮りました。
小田急線に乗って、東北沢から新宿方面、2駅先の「代々木八幡」で下車。お目当てのパティスリー「ホルン」まで駅から徒歩7分ほど。
人気店なのでお店の外に人が並んでいないのを見て喜んだのも束の間、中で注文をすると「カフェの利用は16:15ごろのご案内になりますが大丈夫ですか?店内ではお待ちいただけないので、席が空いたらお電話します。」とのことでした。その時点の時刻は15:30すぎ。お店の周りに座れそうなところはないので、30分ほど散歩を続けるしかない。すでにたくさん歩いていたので座りたい気持ちが先行し、別のカフェに行くか正直迷いました。
ただ、目の前に並ぶ美しい(絶対美味しい)ケーキたちと別れることができず、「大丈夫です!電話ください」とケーキとドリンクを注文し、カフェを予約。友人はりんごのシブーストとカフェラテ、私はモンブラン(なんと900円!)と紅茶を頼みました。
正直、こちらのケーキは全部美味しそうで魅力的なので、初回で1品選ぶのは困難。この日は私事ですが誕生日だったので、ちょっと贅沢に、欲のままに一番高級なお値段の大好きな「モンブラン」を注文。秋はくりやかぼちゃ、さつまいもなど秋の味覚をつい注文してしまいます。
そんなこんなで、電話が来るまでお店の周りを歩くことに。
カントリー調のかわいいベーカリーやアメリカンなおしゃれカフェなどもあり、意外と散歩を楽しめました。20分ほど経って電話が来たので、すぐにホルンに戻り、注文しておいたケーキとドリンクを受け取って地下のカフェスペースへ。
コンクリートに囲まれた地下スペースに、間接照明やポスター、おしゃれなテーブルランプが並び、4組ほど座ってお茶を楽しんでいました。
少し暗めのスペースで、友人と写真を撮っていざケーキタイム!
いやもうモンブランを一口食べた瞬間、私の判断は間違っていなかったと確信。上品なマロンクリームと中のさっぱりとした生クリーム、大きな和栗の一つ一つがたまりません。
紅茶はポットから入れるスタイルで、苦味も出にくくモンブランを引き立ててくれます。「幸せ」この一言に尽きました。友人と2人で秋の味覚を楽しんだ大満足な1日でした!
1品選ぶのが困難すぎる魅力的なケーキばかりなので、何度も通わないと足りません。ケーキ以外にもパンやスコーン、クレープなどもあるので、行ったことがある人も、まだ行ったことがない人もぜひ足を運んでみてください♪