私は2011年3月11日の東日本大震災を経験しています。当時、震度5弱を観測した東京都八王子市で今までにない大きな揺れを体験し、初めて身の危険を感じました。今回は、仕事で防災士に取材経験のある管理人が取材で知ったおすすめ防災グッズを紹介。いつ起きるかわからない地震などの災害に備えるために、今持っておくと便利なものをまとめました。
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【1】折りたたみヘルメット
防災士の資格をお持ちの方2名に取材をした際に、あったほうがいい防災グッズとして「折り畳みヘルメット」を教えていただきました。
災害時に頭を守るのに欠かせないヘルメットですが、かさばるものが多いため常備する防災グッズには入れていない人も多いのでは? そこでおすすめなのが、コンパクトにしまえる折り畳みヘルメットです。通常のヘルメットよりも収納性が高く、安価なものが多いのもメリット。折りたたみヘルメットだと安全性が心配…という方もいるかもしれませんが、選び方を間違えなければ問題ありません。防災士の方によると「国家検定取得」のものが安心とのこと。厚生労働省が定める「保護帽の規格」というものがあり、それに適合したものを選びましょう。規格も様々なので、災害用としては「飛来・落下物用」の検定に合格したものが適しています。「国家検定合格品」を選ぶときの目印として、「労・検」のラベルが貼られているかどうかもチェックしましょう!
安全性の観点でいうと、ヘルメットの耐用年数も確認するとさらに安心です。その他、あご紐があるものなども便利ですよ。
【2】防災用ライト
ヘルメットと同様にかさばるイメージのあるライト。こちらもあると便利な防災グッズの一つで、様々なメーカーが機能性だけでなく携帯性、デザイン性に優れているものを販売しています。防災用ライトというと懐中電灯やヘッドライトなどのイメージが強いですが、たためるランタンやネックライトなどコンパクトなものも増えているのをご存じですか?
用途によって適したものが異なり、広範囲を照らすならランタン、操作しやすく年齢を問わず使い勝手のいい懐中電灯、両手をあけられるので作業用にも便利なネックライトやヘッドライトがおすすめです。
防災用ライトを選ぶときは給電方法やLEDかどうかなどに注目しましょう。給電方法としては、コンセントがないところでも使える電池タイプや太陽光で給電できるソーラータイプ、いつどこでも給電が可能な手回しなどもあります。
重要な点灯時間の長さを比較したいときは、LEDを選ぶのがポイントです。その他にも、ラジオ付きなど災害時に便利な機能がついいているもの、携帯しやすいものなどを選びましょう。
【3】防災用スリッパ・シューズ
枕元に置いておきたい防災用のスリッパや靴。足裏などを保護できるよう、踏み抜き防止機能が付いている防災用スリッパを持っていると便利です。安全性に加え、脱げにくいベルトが付いているタイプや慌てているときも履きやすいスリッポンタイプも展開されています。家だけでなく持ち運び用の折り畳みスリッパもあるので、災害時に持ち運びやすい・履きやすい防災用スリッパも持っておきたいグッズの一つとしておさえておきましょう。
【4】防災食・備蓄米
防災食も持っておきたい防災グッズの一つ。カロリーメイトやようかんなど様々ありますが、あまり美味しくないイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
最近では、キャンプなどのアウトドア用として持って行ける、味にこだわった備蓄米などの防災食が多く販売されています。たとえばアルファー食品の備蓄米は、味も様々あり、実際に私も2つの味を試食したのですがスーパーなどで売られている炊き込みご飯のように美味しく、食べやすいのが衝撃でした。パサついていたり、人工的な味があるイメージだったので、備蓄米や防災食がこんなに美味しくなっていることに驚き、防災グッズとして私も家に常備するようになりました。山菜おこわとドライカレー味を食べましたが、普段のお昼ご飯にも食べたいな、と思う味付けで、手軽な量なので他の味も食べてみたいし、災害用にそろえておきたいと思います。まずはお試しセットから始めてみるのもいいかもしれません。